高学歴ユーチューバーとして、YouTubeに活躍の場を見出しているオリエンタルラジオの中田敦彦(あっちゃん)ですが、妻である福田萌さんとお子さんとともに、家族でシンガポールに移住しましたね。
なぜシンガポールに移住しようと思ったのでしょうか。
中田敦彦さんの決断は正解だったのか?
今日はこうした気になる点を解説していきたいと思います。
中田敦彦(あっちゃん)のシンガポール移住はなぜ?
すでにYouTubeでの活動が増えていた中田敦彦さんは、妻の福田萌さんに相談しつつ、当初は東京から地方への移住を考えていたそうです。
そのうち、発想を転換し「YouTubeなら海外でも活動できるのでは」と思い立ち、候補先の1つとしてシンガポールに白羽の矢が立ったということのようです。
中田・福田夫妻が最終的にシンガポールを選んだ理由には、国の雰囲気が良かったことや、子どもに中国語を学ばせられる環境などがあったようです。
シンガポールの雰囲気
もともと、海外に行く機会の多かった中田さん夫妻にとって、訪問した多くの国の中でシンガポールは特に印象が良かったそうです。
中華系、マレー系、インド系を始め、多くの民族が入り混じるシンガポールは、多様性と熱気にあふれています。
2人のお子さんを持つ中田さん夫妻としては、子どもたちに様々な人と文化に接する機会を持ち、思いやりのある人になってほしいという気持ちもあったようですね。
中国語が学べる
シンガポールはまた、多民族国家なだけあり、公用語は英語だけではありません。
英語のほか、中国語、マレー語、タミール語も公用語とされています。
学校でも、バイリンガル教育が普通になっていて、2か国語話せるのは当たりまえ。
なかでも、中華系が人口の4分の3を占めるだけあり、中国語を話せる人は多いようです。
中田さんは、インタビューの中で、シンガポールの学校では毎日中国語の授業があると話していました。
子どもたちが中国語を学ぶのにも、シンガポールはうってつけの環境と言えそうです。
中田敦彦(あっちゃん)のシンガポール移住失敗で後悔?
そんな中田敦彦さん家族のシンガポール移住ですが、不安要素もいくつかあるようです。
これは、日本人がシンガポールに定住しようとする場合、避けては通れない共通の問題となっています。
兵役
まずは、シンガポールには日本にはない「兵役制度」があることです。
シンガポールでは、18歳になると全ての男子が軍事訓練を受けることになっています。
永住者も対象になることがあるようで、まだ先の話になりますが、男の子を持つ中田さん夫妻には不安要素かもしれませんね。
徴兵制のない日本人にとっては、18歳で子どもを兵役に送り出すというのは、抵抗がありそうですね。
国土が広くない
日本も中国やロシアと比べれば小さな国ですが、都市国家のシンガポールは国の大きさからすると国というよりも一都市です。
面積はたったの728.6平方キロメートルしかなく、香港よりもさらに小さいくらいです。
日本では、東京23区と比較されることが多いようですね。
そんな狭いところに500万人を超える人が住んでいるのですから、人口密度は非常に高く、世界で2番目となっています。
国が狭ければ、国内旅行も行けるところは限られてくると言えそうです。
日本の場合、北海道や沖縄、京都など、地域によってまた違った楽しみがあり、四季折々見せてくれる顔も違いますが、1年中常夏のシンガポールはそうもいきません。
コロナ禍で海外旅行が制限されるなか、日本の桜や紅葉、雪がなつかしく思えてくるかもしれませんね。
中田敦彦(あっちゃん)のシンガポール移住のビザは?
中田敦彦さんたちは、移住に際し、どのビザを取ったのでしょうか。
福田萌さんは移住前、ビザの都合で2年だけいられる、と答えていたことがありました。
シンガポールのビザには4種類ありますが、福田萌さんが2年居られるビザとなると、夫である中田敦彦さんが労働許可(EP)を申請した可能性が高いと考えられます。
このビザは、事業をシンガポールに移すというもので、家族のビザも申請することができます。
この就労ビザは、専門性が高い仕事の人しか取れない、非常に厳しい条件が付けられているようですが、学歴も実績もある中田敦彦さんなら取れそうです。
ユーチューバーとしても、海外移住のモデルとしても、中田敦彦さん・福田萌さん一家はこれからも注目されていきそうです。